不妊治療

小林正観さんの本より“10年子どもを授からなかった夫婦が授かった話”

子どもを授かりたい

そう思いながら、願いが叶わず苦しんでいる人が大勢います。

過去のわたしもそうでした。

 

今子どもが欲しくて苦しんでいる人に、もしかしたら心救われるかもしれない、エピソードがあります。

わたしは不妊治療中、小林正観さんの本に書いてあったこのお話を、何度も何度も繰り返し読みました。

小林正観さんの本『釈迦の教えは「感謝」だった』より素敵なエピソードをお伝えしますね。

小林正観さんとはどんな人?正観さんプロフィール

そもそも小林正観さんのことををまだご存知でない方もいるかもしれません。

正観さんのプロフィールを簡単にご紹介させていただきますね。

1948年東京深川生まれ。
心学研究家。コンセプター。作詞家&歌手。
デザイナー(SKPブランドオーナー)。

潜在能力研究家でもあり、学生時代より人間の潜在能力やESP現象・超常現象に興味を持ち、旅行作家のかたわら研究を続ける。

旅の宿では頼まれ事で、宿泊客の「人相手相」をみて人生相談を受けることもあり、正観さんが来るという情報が流れるとたくさんの人が集まり行列ができた。

そうしているうちに友人、知人からの講演依頼が増え、年に300回以上、講演の予約は2年先まで一杯になり、全国各地を回る生活を続けていくことになった。  その活動の中には、兵庫県宍粟市にある保養所「光楽園」、群馬県赤城の「赤城正観荘」、静岡県伊東の「伊豆正観荘」での合宿、京都市や名古屋市での茶話会や、国内ツアー・海外旅行などで、多くの方と楽しく交流をしていた。

人に「うれしい・たのしい・しあわせ」と喜ばれる存在になろうと唱え(宗教者ではない)、正観さん自身も日々実践をしていた。
コンセプター(基本概念提案者)としても 「ものづくり」・「人づくり」・「宿づくり」・「町づくり」 などに関わっていた。

2011年10月12日逝去。

著書に『22世紀への伝言』(廣済堂出版)・『日々の暮らしを楽にする』(学習研究社)・『ありがとうのすごい秘密』(KADOKAWA中経出版)・『ありがとうの神様』(ダイヤモンド社)・『 「そ・わ・か」の法則』(サンマーク出版)『楽しく上手にお金とつきあう』(大和書房)など、多数。

私は小林正観さんの生前に何度も講演会に参加させていただきました。私をうつ病から救ってくださった恩人であり、また今も人生を導いてくださっている恩師です。

小林正観さんの本より奇跡のお話を紹介

講演会が終わって、初めて二次会に来たという方が私の右隣に座りました。そして、「質問していいですか?」と私に声をかけてきました。

「実は、今日のお話のように自分はたくさんの幸せを感じ、とても恵まれていて、悩み・苦しみがないのですが、一つだけどうしても超えられない悩みがあります」

ということでした。

「どんなことですか?」

「実は結婚して十年経つのですけれど、子どもができません。いろいろなことをしているのですが、どうしても子どもができないのです。それだけが悩みで、ずーっと悩んで苦しんでいます」

というお話でした。

「そうですか。結婚して十年経って、子どもが欲しいと思っているということは、ご主人がとてもいい人で、優しい人なのですよね?」

というふうに問いかけました。

「ほんとうにそうです。とても優しくて、いい夫です。」

と彼女は答えました。

「もし、舅姑との関係が悪くて、頭にきて腹を立てるような日々だったら、多分、その家の子どもが欲しいとは思わないでしょうから、舅姑との関係もいいのでしょうね?」

と、私は問いかけました。

「ほんとうにそうなんです。舅さんも姑さんもとてもいい人で、私は恵まれてほんとうに幸せです。」と彼女は答えました。

「そうですよね。親戚の人もみんな、いい人なのではありませんか?」

彼女は答えます。

「ほんとうにそうです。私はほんとうに優しい人たちに囲まれていると思います」という答えでした。

「では、伺いますが、その方たちの一人にでも、手を合わせて感謝をしたことがありますか?自分がどれほど恵まれているかということに、手を合わせて感謝をしたことがありますか?」と聞きました。

「え?」

と小さく声を発した彼女は、どわーっと涙を流し、二十分ほど泣き続けました。私は、その泣いている彼女の耳にこういう言葉を伝えました。

もし私が神さまだったならば、あたなのその唯一のお願いごと、頼みごとを、絶対聞かないと堅く決意したかもしれない。そして、もし私が神さまの友人であったならば、神さまがこの人のいうことを聞いてあげようかなと思ってやってきたときに、神さまの目の前に立ちふさがって、この人のいうことを聞いてはいけないと邪魔をするかもしれません」

というふうに申し上げました。

なぜなら、子どもができないことばかりを挙げ連ねて、実はそれ以外に、自分がどれほど恵まれているかということに感謝をしていないのではないですか。

もし、自分がどれほど恵まれているかということに気がついたならば、恵まれてないその一点を悩み・苦しみだと行って挙げつらうのではなくて、来る日も来る日も、自分が恵まれていることに手を合わせて感謝をしているのではないでしょうか。

そういうことに全然感謝をしないで、ただひたすら

「これが足りないから、これをよこせ」「あれが足りないから、あれをよこせ」

と言い続けている人には、神は微笑まないような気がするのです。

ですから大事なことは、今、置かれている状況に対して、ほんとうにありがたいと思うこと、感謝をすること。

その感謝、ありがたいと思うことの中には、子どもがいないということも含まれるのです。子どもがいないことも含めて、それを全部受け容れて、その状態をも含めて感謝をするということ。これがほんとうの感謝です。

自分の思いどおりになったら感謝するけれど、思いどおりにならない状態では感謝をしない、というのはほんとうの感謝ではないのかもしれません。

ほんとうにほんとうにたくさんのものに恵まれているのであれば、その恵まれているもののほうに目を据えて感謝をする。

足りないものだけを挙げつらねて

「神さま、これをください」「あれをください」

というのは、ほんとうは、神さまや宇宙に対するぼうとくなのかもしれません。

この話に後日談があります。

「子どもが欲しい」と言った彼女が、一年ぶりに私の前に現れました。講演会の後の二次会の自己紹介で、彼女はこう言いました。

「相談したときに言われたことは、すごいショックでした。今まで一度も言われたことのない言葉でした。でもそのショックは『確かにそう…』と思え、体中にしみ込みました。なんと、私は今、妊娠七ヶ月なのです…」

みんなの猛烈な拍手。

十年間できなかった子どもが、受け容れて「感謝」することを始めたら、なんと授かった…。

奇蹟はあちこちで起きるのです。

出典元:釈迦の教えは「感謝」だった(風雲舎・2006)/ 小林正観 著 / P.138〜P.144を引用

小林正観さんの本から「神さまが微笑まない理由」を知らされて

あなたはこのお話を読んで、どのように感じられましたか?

わたしは約八年夫婦二人きりの生活をしていたのですが、まず

小林正観さん
小林正観さん
結婚して十年経って、子どもが欲しいと思っているということは、ご主人がとてもいい人で、優しい人なのですよね?

の部分で目を覚まさせてもらいました。

そんな視点で考えたことはなかったのですが、

わたしにも、この人との間に赤ちゃんが欲しいと思えるくらい、優しい夫がいる。結婚生活は長いけれど、それでも変わらず子どもが欲しいと思えるのは夫だったから。そんな夫とわたしは、結婚できたんだ。

そう思ったら、とても幸せな気持ちになれました。

 

義理の両親にも、親戚にも恵まれている。

そのことにも気づかせてもらいました。

 

けれど

「では、伺いますが、その方たちの一人にでも、手を合わせて感謝をしたことがありますか?自分がどれほど恵まれているかということに、手を合わせて感謝をしたことがありますか?」

「もし私が神さまだったならば、あたなのその唯一のお願いごと、頼みごとを、絶対聞かないと堅く決意したかもしれない。そして、もし私が神さまの友人であったならば、神さまがこの人のいうことを聞いてあげようかなと思ってやってきたときに、神さまの目の前に立ちふさがって、この人のいうことを聞いてはいけないと邪魔をするかもしれません」

の文を読んだとき、ショックを受け、この女性と同じく泣き続けたのを覚えています。

とても恵まれているのに、ろくに感謝ができていなかったからです。

 

不妊治療中のわたしは、この女性の

自分はたくさんの幸せを感じ、とても恵まれていて、悩み・苦しみがないのですが、一つだけどうしても超えられない悩みがあります。

といった状況と全く同じでした。

 

正観さんに出会え、色々ないい考え方を教わり

ポジティブになれたと勘違いしていたこの頃

子どもがいないこと以外、大きな不満はなく

あとは子どもさえできたらなぁ。

いつもそう感じていました。

 

なので正観さんのいう

子どもができないことばかりを挙げ連ねて、実はそれ以外に、自分がどれほど恵まれているかということに感謝をしていないのではないですか。

全然感謝をしないで、ただひたすら

「これが足りないから、これをよこせ」「あれが足りないから、あれをよこせ」

と言い続けている人には、神は微笑まないような気がするのです。

 

の文はわたしのことのようで、

あぁわたしが子どもを授からない理由が分かった気がする…。

と、悟るきっかけになりました。

 

小林正観さんの本に「ほんとうの感謝」を教わって

感謝、ありがたいと思うことの中には、子どもがいないということも含まれるのです。子どもがいないことも含めて、それを全部受け容れて、その状態をも含めて感謝をするということ。これがほんとうの感謝です。

わたしはこの考え方にも衝撃を受けました。

子どもがいないことも全て含めて、それを全部受け入れる

それがほんとうの感謝だと知ったからです。

子どもがいないこと以外は感謝はできるけど、子どもがいないことには感謝ができない。

と文句を言っていたに等しいわたし。

ほんとうの感謝と真逆なことをしていたのですね。

 

それから頑張って子どもがいない現状を受け入れる努力をしていきました。

子どもがいない現状も含め、今で十分ありがたい、感謝なんだと思える努力をしていきました。

わたしは運よく子どもを授かることができました。

 

この女性も正観さんに厳しいことを言われたあとすぐ、妊娠されましたね。

このことをどう思われるでしょうか?

奇跡でしょうか?

わたしは奇跡だと思っています。

そういった説明のつかないことがたくさん起きるのが、感謝をしている人間なのかもしれませんね。

 

正観さんの周りではたくさんの奇跡が起きています。次の奇跡を起こすのは、もしかしたらあなたかもしれませんね




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こんにちは。
サイト管理人の
ハートサポーターともみんです。



私は長年ネガティブな自分に思い悩み
数回に及ぶうつ病や自殺未遂
離婚危機も経験し
どん底の人生を生きてきました。


そして自己嫌悪が過去最高になったとき


このままじゃ嫌だ!!
変わりたい!!


とがむしゃらに自分を変えていった結果
別人のような性格に
生まれ変わることができました。



前向きに生きられるようになった私は今
過去の私のように苦しんでいる人を救いたいと
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19歳からの39歳までの間私は
うつ病・引きこもり
自殺未遂・離婚危機
不妊治療・子育てなどをはじめ
様々な苦しみを通して


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大嫌いな自分を
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