子育て論

保育士おとーちゃん「子どもは愛情の容れ物を持って生まれてきます」

あなたは子育てをしていて

こんなに頑張っているのにわが子はもっともっとと要求してくる。どれだけやってあげても満たされているように見えない。

そう感じたことはありませんか?

わたしはよくありました。

それはどうやらその子自身の持つ、愛情を貯める『容れ物』がとても大きいからのようです。

反対に小さい子、中くらいな子もいるようです。

愛情を貯める『容れ物』とは一体どういうことでしょうか?

保育士おとーちゃんこと須賀義一先生の著書『保育士おとーちゃんの「叱らなくていい子育て」より紹介しますね。

保育士おとーちゃん(須賀義一先生)とは?

子育てアドバイザー/保育士。大学時代はドイツ哲学を専攻。

人間に携わる仕事を志し保育士になる。子育てのポイントや育児相談。

保育士としての知識、主夫として子育てした経験を綴ったブログ『保育士おとーちゃんの子育て日記』が人気を博す。

著書に『保育士おとーちゃんの「叱らなくていい子育て」』『保育士おとーちゃんの「心がラクになる子育て」』(PHP研究所)がある。

現在は子育て講演や座談会、保育研修・監修、コラム執筆等をしている。東京都江戸川区出身、墨田区在住。一男一女の父親。

(HPより引用させていただきました)

保育士おとーちゃん「愛情の容れ物の大きさは皆違う」

【満たされた子は手がかからない】

子どもはみなひとつの「容れ物」を持っています。

その大きさというのは、これはもう人それぞれなのです。

おそらく生まれつきと言っていいと思うのですが、人によりその「容れ物」は小さかったり、とても大きかったりします。

そしてどんな子も、この「容れ物」にたくさんのプラスのものを入れてからでなければ、マイナスのものは受け付けられないのです。

では「プラスのもの」とはいったいなにか?

それは

親に優しくしてもらったり大切にしてもらったり、

温かい声がけや関わり、楽しいコミュニケーションやスキンシップをしてもらったり、

食べ物を食べさせてもらったり、

おっぱいをもらったり、

「かわいい」「すごいね」「上手だね」などの自分を肯定してもらう言葉を言ってもらったり、

抱きしめてもらったり、

心の余裕を持って絵本を読んでもらったり、

歌を歌ってもらったり

一緒に遊んで楽しい時間を過ごしたり……

などなどなど、そういった子どもとしてうれしい喜ばしい経験のことです。

 

「マイナスのもの」とはなんでしょう?

それは

叱られることや怒られること

我慢すること

誰かに頼りたい気持ちを抑えて自分でそれをなしとげることや、

誰かに自分のものを譲ってあげたり、

苦手なこと・新しいことに挑戦してみたり

などなど、です。

 

【クッキーの缶をいっぱいにする】

僕はこれをクッキーの缶でイメージしています。

子どもはみなそれぞれクッキーの缶を持って生まれてきます。

その大きさは子どもによりバラバラです。

それのサイズが小さい子もいれば大きい子もいます。でも初めはみんな空っぽです。

その子を周りの大人が

かわいがってくれたり、

その子を見て微笑んでくれたり、

寂しいときに側にいてくれたり、

甘えたい気持ちを受け止めてくれたり、

何かできたとき誇らしげにしていると褒めてくれたり、

そういうことをひとつしてもらうと、子どもの持っているクッキーの缶にはそのたびごとにクッキーが一個貯まります。

それが缶の中にたくさんある子は、気持ちに余裕が持てて自然と笑顔になることも多いですし、なにかに取り組むのも前向きです。

少ない子はなかなか余裕が持てません。

前に進むことにも自信が持てません。

ですから、その他のことよりクッキーを貰うことについつい必死になってしまいます。

多い少ないといっても、純粋な数ではなくて缶の大きさに対しての割合です。

缶を振ってみると、もともと缶の小さい子は少しの量でもたくさん入っている手応えを感じられるでしょうし、缶が大きい子はたくさん入っていてすら心許なく感じてしまうこともあるでしょう。

つまり、ちょっとの大人からのプラスの関わりで缶が満たされてしまう子と、たくさんのプラスの関わりが必要な子がいるのです。

もちろん中くらいの子も多いです。

その缶の大きさは本当にその子が持って生まれたものでまちまちなのです。

それは個性ですから、小さいからいい、大きいから悪いというわけでもありません。そういうものなのです。

出典元:保育士おとーちゃんの「叱らなくていい子育て」(PHP文庫・2015)/ 須賀義一 著 / P.111〜P.114を引用

保育士おとーちゃんの愛情の容れ物の話がふに落ちて

あなたはこの話を読んで、どう感じましたか?

 

わたしが子育ての最初の大きな壁にぶつかったのは、長女が2歳半の時でした。

いわゆるイヤイヤ期の頃でした。

その頃この本を紹介されて、クッキーの缶の考え方を知りました。

そっか、そういうことだったんだ

ととても心が軽くなりました。

 

わが子が色々な要求をしてくる。

かわいく甘えてくるならまだしも、ネガティブな甘えがたくさんある。

どうしてこんなに困らせるの?

ととても悩みました。

 

でも決してわたしを困らせようとして、ネガティブな行動をしてくるわけじゃない。

たくさん甘えたいと思ってるだけ。

あぁそうか、わが子は愛情を貯めるクッキーの缶が大きいんだ。

だから貯めても貯めても、満たされているように見えないんだ。

わが子はもっともっと満たして欲しいタイプの子なんだ。

そう感じて、納得したことを覚えています。

 

自分を振り返っても、ふに落ちます。

母親の愛情はこれでもかというくらい要求していました。

今思えば困らせるやり方で、愛情をもらいにいっていました。

満たされた時もあれば、満たされない時も多くありました。

わたし自身、クッキーの缶が大きかったんだと思います。

 

だからわが子がわたしの愛情をもっともっと欲しいと要求してくる姿この考え方に、とても共感することができました。

一方夫は、クッキーの缶が小さめなのかなと感じます。

本当に大きさは人それぞれだなと感じます。

保育士おとーちゃん「容れ物に愛情を一個一個貯めていってあげて」

3歳半の時に妹が生まれた長女は、今6歳になりました。

 

クッキーの缶が満たされていそうな時、妹に優しく接してくれます。

クッキーの缶が満たされていなさそうな時

「妹なんていらなかった」

と言います。

子どもの姿で、愛情が貯まっているのか減っているのか、想像がつくようになりました。

 

子どもが一番求めているのは母親の愛情。

できる限り、与えてあげたい。

だけどもし怒ったり、イライラをぶつけてしまってクッキーの数を減らしてしまっても、また貯めていけばいい。

それができるんだと学べました。

 

いつも子どもの望むようにはできないけれど、できる限りマイナスの関わりを減らし、プラスの言動でわが子たちのクッキーの缶をいっぱいにしてあげたいなと日々感じています。

わたしが救われたこの考えが、あなたの子育てのヒントになれば幸いです。

あなたの子育てをいつも応援していますね。





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私は長年ネガティブな自分に思い悩み
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