佐々木正美先生

佐々木正美先生より『思春期の子が輝く10のメッセージ』

わたしは今6歳と2歳の子を育てています(2020年3月現在)。

わたしはまだ経験はしていませんが、子育ての大きな山場があるとしたら、それは思春期かもしれないと感じています。

自分の過去を振り返っても、すんなりいかない思春期。

ここでは、まだわが子が思春期を迎えていない方へ、そして今迎えている方へ、こんな気持ちでわが子に接するといいという、10のメッセージを贈りたいと思います。

それは児童精神科医の佐々木正美先生からの『思春期の子が輝く10のメッセージ』です。

佐々木正美先生の著書『抱きしめよう、わが子のせんぶ 思春期に向けていちばん大切なこと』よりお伝えしますね。

あなたの子育てのヒントとなれば幸いです。

Contents

佐々木正美先生とはどんな人?正美先生のプロフィール

そもそも佐々木正美先生のことをまだご存知でない方もいるかもしれません。

正美先生のプロフィールを簡単にご紹介させていただきますね。

1935(昭和10)年生まれ。

新潟大学医学部卒業後、70年、ブリティッシュ・コロンビア大学医学部児童精神科に留学。

帰国後、国立秩父学園・東京大学精神科・東京女子医科大学小児科勤務を経て、77年小児療育相談センター(横浜市)所長に就任。

97年、川崎医療福祉大学(倉敷市)教授に就任し、以後2014年から17年まで、特任教授・客員教授となる。ノースカロライナ大学精神科でTEACCH(自閉症の療育支援プログラム)を学んだことをきっかけにその共同研究に携わり、日本での普及に務める。

子育て・療育の講演やセミナー、保育園・幼稚園の勉強会などを全国各地で定期的・継続的に重ねる。

2017年6月逝去。

主な著書に、『子どもへのまなざし(三部作))』『はじまりは愛着から』(共に福音館書店)、『子どもの心の育て方』(河出書房新社)、『「育てにくい子」と感じた時に読む本』(主婦の友社)、『出会いでつむぐ私の仕事』『出会いでつむぐ私の半生』(共にぶどうの木)、『子育てでいちばん大切なこと』『佐々木正美の子育て百科』(共に大和書房)他多数。

実際にお会いしたことはありませんが、私は佐々木正美先生の子育ての教えや考え方に何度も救っていただいています。

私にとって心の恩師が佐々木正美先生です。

佐々木正美先生の思春期の子を育てる方への応援メッセージ

思春期の子が輝く10のメッセージ

 

1 「わが家に生まれてきてくれてありがとう。」の気持ちを大切に。

2 「あなたは私の生きがい。喜びだよ。」と子どもに伝えてあげよう。

3 「がんばれ」よりも「がんばってるね」と認めてあげたほうがいい。

4 反抗も甘えも、思う存分させてあげればいい。

5 親の希望よりも、子どもが望むことをかなえてあげられる親になりましょう。

6 いうことを聞かない子には「〜しなさい」よりも「〜してね」とお願いするほうがはるかに効果的。

7 子どものために自分のプライドを捨てられる親になりましょう。

8 「あなたはあなたのままでいい。」これは子どもだけでなく、お父さん、お母さんへのメッセージでもあります。

9 子どもは失敗して大きくなるもの。大いに失敗させ、必要なときは親が子どものかわりに詫びればいい。

10 子育て以上に価値ある仕事はありません。自分の子育てに自信を持って喜んで取り組んでください。

出典元:抱きしめよう、わが子のぜんぶ(大和出版・2006)/ 佐々木正美 著 / P.7を引用

佐々木正美先生の思春期の子を持つ親への言葉で感じたこと

1 「わが家に生まれてきてくれてありがとう。」の気持ちを大切に。

子育てに疲れて、イライラして、

こんなにつらいなら子育てを放棄してしまいたい!

という気持ちになったこともありました。

けれど本当は本当に大切なわが子。

生まれてきてくれたこと自体が奇跡。

さらに自分たちの子として誕生してくれたことが本当にありがたいことを、いつまでも忘れずにいたいと思っています。

 

2 「あなたは私の生きがい。喜びだよ。」と子どもに伝えてあげよう。

イライラして、子育てを苦々しく思うことも時にはあると思います。

親からすると一時の負の感情が、子どもには一生のきずになることもありますね。

自分を振り返ってみても、子どもにとっては親というのはとてつもなく大きな存在です。

親が自分をどう感じているかというのは、プラスであれば自分の存在意義を揺るぎないものにしてくれる。

逆にネガティブであれば、グラグラになるのではないかと感じています。

だからこそイライラしてしまう日があってもそれ以上に

「あなたがいるからわたしは頑張れるよ」
「あなたがいることが喜びだよ」
「あなたが生まれてきてくれて本当によかった」

といったプラスの感情を、普段から伝えていくことの大切さを痛感しています。

 

3 「がんばれ」よりも「がんばってるね」と認めてあげたほうがいい。

がんばれという言葉はとても簡単に使ってしまいやすいですね。

だけどわが子はもうすでにがんばっている。

もっともっと、と期待するより、今すでにがんばっていることを認めてあげたほうが、親の気持ちを素直に受け取ってくれやすいですね。

 

4 反抗も甘えも、思う存分させてあげればいい。

佐々木正美先生が

佐々木正美先生
佐々木正美先生
人は十分な依存を経験しなければ、自立することはできない

とおっしゃるように、子どもは反抗と甘え(依存)を繰り返しながら成長すると教えてくださいます。

反発され、一方では重くのしかかれ(依存され)、子育てというのはとても大変なもですね。

けれど反発と甘えを存分に繰り返すことができたら、子どもはとても満足してくれる。

十分に依存できた結果、初めて自立していくのですね。

 

5 親の希望よりも、子どもが望むことをかなえてあげられる親になりましょう。

佐々木正美先生がいつもおっしゃっているのが

親が子どもにしたいことをするのではなく

子どもがしたいことを叶えてあげる子育てをしましょう

というものです。

子どもは自分の望みを叶えてもらえると、人の望みも叶えようと思えます。

順番があるのです。

乳幼児期だけでなく、思春期になっても大切なことなのですね。

 

6 いうことを聞かない子には「〜しなさい」よりも「〜してね」とお願いするほうがはるかに効果的。

「〜しなさい」と言われていい気分になる人はほとんどいないと思います。

お願いする。

対等に話す。

思春期に限らず大切にしたいことだなと感じています。

 

7 子どものために自分のプライドを捨てられる親になりましょう。

子どもがしたことで、どうして自分がと感じることがあるかもしれません。

けれどプライドを捨ててわが子のために動ける姿は、本当に素晴らしいなと感じます。

わが子のためなら、変なプライドはいらないですね。

 

8 「あなたはあなたのままでいい。」これは子どもだけでなく、お父さん、お母さんへのメッセージでもあります。

親だからといって、変に立派に見せることも、必要ない。

子育ては生活そのもの。

思春期のわが子に戸惑いも感じるかもしれません。

けれど親子ともにありのまま、自分たちのことを自然体で受け入れることができたら、とても楽ですね。

 

9 子どもは失敗して大きくなるもの。大いに失敗させ、必要なときは親が子どものかわりに詫びればいい。

子どもが傷つくのがいやで、先回りして危険や失敗を取り除いてしまう親は多いのかなと感じています。

けれど子どもは失敗して、いろんな経験をするのですね。

失敗は財産なのですね。

お詫びすることがあっても、わが子のためだからできる。

あなたは気にせずいろいろなことにチャレンジして欲しい。

そんな気持ちでわが子を応援したいですね。

 

10 子育て以上に価値ある仕事はありません。自分の子育てに自信を持って喜んで取り組んでください。

子どもを育てるというのは、自分の時間・体力・経済力・精神力ありとあらゆるものを子どもに注ぐということですね。

子育ては本当にとてつもなく大変な仕事だと思います。

でも大変なだけじゃない。

大変なことも多いけれど、喜びも多い。

苦しみも多いけれど、自分自身も成長させてくれる。

大変な中にいるときはなかなかそう感じにくいけれど、

思春期もその一過程なんですよね。

大変なこともいいこともたくさんある子育て。

そんな子育てに喜びを見出せたら、これほどまでに親子ともに幸せにしてくれるものはないと感じています。

 

佐々木正美先生から思春期の心がまえを学べて

思春期のお子さんを持つメッセージは、乳幼児期の子を育てるお母さんにも、学童期の子を育てているお母さんにも、思春期をすぎた子を育てているお母さんにも、どのお母さんにも心にしみるんじゃないかなと思います。

これらの大切なことを胸に、わたしも子育てを頑張ろうと思います。

わが子のために一生懸命なあなた。あなたの子育てをいつも応援していますね。




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こんにちは。
サイト管理人の
ハートサポーターともみんです。



私は長年ネガティブな自分に思い悩み
数回に及ぶうつ病や自殺未遂
離婚危機も経験し
どん底の人生を生きてきました。


そして自己嫌悪が過去最高になったとき


このままじゃ嫌だ!!
変わりたい!!


とがむしゃらに自分を変えていった結果
別人のような性格に
生まれ変わることができました。



前向きに生きられるようになった私は今
過去の私のように苦しんでいる人を救いたいと
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19歳からの39歳までの間私は
うつ病・引きこもり
自殺未遂・離婚危機
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