【うつ病の克服体験談】夫とお金を稼げない自分がきっかけでうつ病になりました

わたしは46歳の女性です。

40歳ごろから、うつ病になりました。

今も投薬中です。

夫のストレスが大きいと思います。

結婚当初はフルタイムの共働きだったのですが、夫は身の回りのことも家事もしませんでしたので、ノイローゼになり仕方なく専業主婦になりました。

そこからなかなか浮上できず、パートなどに出る気力も沸きませんでした。

ずるずると専業主婦を続けていましたが、元来お金を稼ぐことが好きな私にとって生産性を見出せない専業主婦は苦痛でした。

それに加え、マザコン、見栄っ張り、自分勝手、高圧的、など夫の行動もストレスになりました。

徐々に負荷が掛かって行き、症状が体に出はじめ、投薬が始まりました。

エンタメに触れているときは一時的には楽しい気分になりました。

けれどやりがいや達成感などを感じることが出来ず、心はずっと低迷していたと思います。

唯一楽しかったと思うのは友だちと飲みに行けたときだけです。

夫との話もそう楽しい訳ではなく、むしろ話し相手が夫に限られていたのも悪かったと思います。

専業主婦時代、前向きな気持ちを感じれたのは稀でした。

まずは投薬をしました。

仕事を辞めてからずっと鬱々としていましたので、うつ病の発覚は気落ちなどではなく物理的な体の症状でした。

それを抑えるために合った薬が抗うつ剤でした。

投薬以外には、できるだけ太陽光に当たること、お気に入りのバラエティなどを見て声を出して笑うこと、お気に入りの泣ける映像などを見て声を上げて泣くことを心がけました。

鬱々としていた時には感情の起伏も感じられず、まずはそれをなんとかしなければと思いました。

また、大豆製品も積極的に摂取しました。

まず投薬などで少しずつ気持ちが整っていったように思います。

太陽を浴びたときは気持ちが少し晴れやかになったり、笑った時、特に大声で泣いた時などには気持ちがすっきりしました。

そうしたことを繰り返して、どうにか元の日常に戻っていけたのかと思います。

あとはパートの仕事を始められたことも大きかったかと思っています。

大きな金額ではなくても「お金が稼げる」という事実が、私にはとても自身になりました。

乗り越える前の低迷しているとき、ずっと「なんで生きているんだろう」と思っていました。

なんで死ねないんだろうとも思っていました。

落ち着いた今、それがほぼ出なくなったように感じます。

今でも完全に治ったわけではありませんので、時々落ち込むこともあります。

ですが今は「大丈夫、まだがんばれる！」と思えます。

完全に落ち込んでしまっているときには、自分を奮起させることもできなかったので…。

今はだいぶがんばれている方だと自覚しています。

かなり気持ち的にも体的にもしんどかったからです。

ですが、自分の限界、今の生活のおかしさ、夫によってどれだけの負荷や負担がかかっているのかを知ることができたことは、良かったのかもしれません。

感情が麻痺していなかったということだと思うので、これから先自分がどうしたら良いのか、このままで良いのか悪いのか、それを考えるきっかけになりました。

体も心もお辛いかもしれません。

ですが大丈夫ですからね。

今は良い薬もたくさんあります。

カウンセリングだってあります。

神経内科って別になんてことない、普通の病院です。

頼れるところは頼ってほしいです。

原因がわかっていれば、できる限り排除したいですよね。

ですが今すぐ出来なければ、頭の中で排除している想像でもしてみましょう。

そんなことをしながら、のんびりいきましょうね。