【不妊治療の悩み克服体験談】何が原因か考えすぎてしまい苦しかったです…

35歳から始めて、2年間悩みました。

結婚したのがそもそも遅かったので、年齢的に早く子どもができたら良いなと思っていました。

主人も40歳と高齢だったこともあり、焦るわけではないのですが早めの方が良いだろうという気持ちで、何度かタイミング療法をやりダメだったので不妊治療を始めました。

けれどなかなか思い通りの結果にならず、私に何か問題があるのか、ネットで色んなことを調べました。

何がダメなんだろうと毎日考えてしまい、考えすぎてしまうのが悩みでした。

「もっと早くにできると思ってたのに、時間がかかってしまった」

と言っているのを聞いた時は、私の方がもっと時間もお金もかかっているのに、と思ってしまい苦しかったです。

また、テレビなどのおめでたニュースも、自分よりも後に結婚した芸能人が妊娠というのを聞くと、なんで自分は赤ちゃんが来ないのだろうかと、悲しくなることが多く、聞きたくないと感じていました。

できるだけ考えすぎないようにしました。

仕事をして忙しくしたり、また、葉酸のサプリメントを飲んだり、食事も妊娠しやすい体を作るための食材を使ってみたり

「自分にできることを頑張ってみよう、やれることは全部やってみよう」

と、前向きに考えるようにしました。

ボーッとしていると、考え込んでしまうので、体を動かしたり、掃除をしたりして、できるだけネガティブなことを考えないように心がけて生活をして乗り越えました。

やっと私の所にも、待ちに待った赤ちゃんがやって来てくれたと、とてもいとおしくてすぐに自分の親に喜びを伝えました。

不妊治療を今まで頑張って続けてきて良かったんだと思えて、嬉しかったです。

乗り越える前までは、道で小さな子どもを見ただけで泣きそうになったり、胸が痛くなったりして、このまま不妊治療を続けても意味があるのだろうかなどと考えて、悲しくなってしまっていました。

ですが、乗り越えてからは、道を歩いていても、小さな子どもを見かけたりすると、頑張った自分を誉めてあげたくなりますし、これからの未来のことを考えるととても楽しみに感じることができます。

同じことでも妊娠前とあとでは、全く違うんだなと感じました。

とても辛くて悩んだ時期がありましたが、悩みがあって良かったなとは思います。

子どもを授かるというのが、いかにすごいことなのか

子どもを育てるというのは本当に嬉しいことなんだ

と、実感することができたのがよかったです。

辛く、悩んだ経験がなければ、子どもが居ることを当たり前だと思ってしまっていたかも知れません。

大変だった時期がある分、子育てをしているときにも、大変なときも乗り越えられるだろうなと思いました。

先が見えず、時間も費用もかかってくると心が折れそうになると思います。

ですが、今できる限りのことをやってみて、いつか結果が出ることを想像して、辛い時期を乗り越えてほしいなと思います。

一緒に頑張っている仲間はたくさんいます。

応援しています。