子どもはほんとうによく泣きますよね。
泣くものだと分かっていても、わが子が何時間も泣き続けることがひんぱんにあれば、育てるママはほんとうに大変だと思います。
佐々木正美先生は下記の
相談内容
２才１０ヶ月の娘は感情が爆発すると１時間以上泣き止みません。
「ママやって！」ということも多く、「何をやってほしいの？」と聞いても「ママやって！」の一点張りで泣きさけびます。
という相談に対して、かけ声や考え方を具体的にアドバイスしてくださいます。
親はどんな心がまえや接し方をするといいのでしょうか？
たくさんの名言を残された佐々木正美先生の著書『「育てにくい子」と感じたときに読む本』の中から紹介したいと思います。
佐々木正美先生とはどんな人？正美先生のプロフィール
そもそも佐々木正美先生のことをまだご存知でない方もいるかもしれません。
正美先生のプロフィールを簡単にご紹介させていただきますね。
１９３５（昭和１０）年生まれ。
新潟大学医学部卒業後、７０年、ブリティッシュ・コロンビア大学医学部児童精神科に留学。
帰国後、国立秩父学園・東京大学精神科・東京女子医科大学小児科勤務を経て、７７年小児療育相談センター（横浜市）所長に就任。
９７年、川崎医療福祉大学（倉敷市）教授に就任し、以後２０１４年から１７年まで、特任教授・客員教授となる。ノースカロライナ大学精神科でTEACCH（自閉症の療育支援プログラム）を学んだことをきっかけにその共同研究に携わり、日本での普及に務める。
子育て・療育の講演やセミナー、保育園・幼稚園の勉強会などを全国各地で定期的・継続的に重ねる。
２０１７年６月逝去。
主な著書に、『子どもへのまなざし（三部作））』『はじまりは愛着から』（共に福音館書店）、『子どもの心の育て方』（河出書房新社）、『「育てにくい子」と感じた時に読む本』（主婦の友社）、『出会いでつむぐ私の仕事』『出会いでつむぐ私の半生』（共にぶどうの木）、『子育てでいちばん大切なこと』『佐々木正美の子育て百科』（共に大和書房）他多数。
私にとって心の恩師が佐々木正美先生です。
佐々木正美先生の名言「親のほうがわがままかもしれませんよ」
【大事なことは、めんどうがらずにやってあげることなんです】
この子がしてほしい遊びをいろいろやってあげてみてください。お母さんのしたい遊びではありませんよ、その子のしたい遊びです。
注意していただきたいのは、めんどうがらずにやってあげるということです。
「自分でやれるでしょ？」と言ったあとでシブシブやってあげるんじゃダメなんです。
子どもが喜ぶようにやってあげるんです。
それを繰り返しやってあげると、子どもは安心します。
うれしそうに落ち着きますよ。
「その顔を見るのがわたしの喜びなのだ」と、そう思いながらやってあげるといいですね。
そうすればこういう問題はどんどん消えていきます。必ず消えます。
泣き始めると１時間以上泣き続けてしまうということですが、こういうときにどうすればいいかというと、わたしは抱っこしてあげるのがいいと思います。
抱っこすると、ますます怒って暴れることもあるでしょう。
でも、まだママの力の方が強いでしょうから、暴れられないほど強く抱きしめてください。
そしてこう言うんです。
「ママの大好きな〇〇ちゃんだから」「ママの大事な〇〇ちゃんだから」
と。
それだけを言うのです。そのあとは続けないでください。
「そんなことしないで」とか、「いい子になって」とかは、言ってはいけません。
こっちの要求は言わないのです。
ただただ「大好きな〇〇ちゃん」と言って抱きしめるんです。暴れられないほど強く。いまなら、まだできますよ。
そしてお母さん、いつも「この子はどんな親になってほしいと思っているんだろう」と思いながら育児をしてください。
わが子に対して「泣かない子、聞き分けのいい子になってほしい」と望んでいると思いますが、その気持ちは心の奥にしまって、わが子が何を望んでいるのかなと、頭のチャンネルをそっちに切りかえるのです。
そして、子どもがしてほしいことをしてあげるんです。
お子さんは、ちっともわがままじゃありません。まだ３才にもならないんです。
そんな小さな子の「してほしいこと」をしてあげないとすれば、親のほうがわがままかもしれませんよ。
この子をたくさん喜ばせてください。喜ぶわが子を見てママも喜んでください。
必ずいい子に育ちますよ。
出典元：「育てにくい子」と感じた時に読む本（主婦の友社・２００８）/ 佐々木正美 著 / P.４０〜P.４４を引用
佐々木正美先生の名言が胸に突き刺さって
子どもがずっと泣き続けていたり、ダダをこねられたりすると、うんざりしますよね。
できるだけ子どもの望みに付き合ってあげようと思って付き合っても、
喜んでやってあげる
とのはなかなか難しいんじゃないかと思います。
シブシブやってあげる
もしくは怒ってしまう
そんなママが多いのではないでしょうか。
けれど佐々木正美先生は
めんどうがらずにやってあげるんです。
シブシブやってあげるんじゃダメなんです。
子どもが喜ぶようにやってあげるんです。
と要求されます。
の深い言葉はに、根本的な接し方を反省させられます。
わたしたちは子どもを生む前、自分の欲求を満たす生活をできていました。
子どもを生んで一転、自分の望みより、子どもの望みにフォーカスしましょうという生活が始まりました。
佐々木正美先生の
子どもに要求することをやめ、子どもの要求を聞いてあげてください。
わが子が何を望んでいるのかなど、頭のチャンネルを切りかえ、子どもがしてほしいことをしてあげてください。
の言葉から子育てとは、
自分の望みより、子どもの望みを叶えるもの
頭のチャンネルを切りかえる努力をするもの
今までと真逆の生活をするもの
なのだと痛感します。
簡単なことではないと思います。
けれど佐々木正美先生から
子どもは、自分の言うことをよく聞いてもらうと、人の言うこともちゃんと受け入れるようになります。
とも学びました。
順番があるんですね。
簡単なことではないけれど、ちょっとずつでも、子どもの望みを叶えられるように、子どもに寄り添っていく。
そうすれば子どもも満足して落ち着いていく。
安心していく。
まずわが子の望みを叶えてあげようという気持ちで接していると、子どももちょっとずつ変わっていくのですね。
そして、ママのシブシブやうんざりと感じるマイナスの気持ちが、喜びというプラスの気持ち、「その顔を見るのがわたしの喜びなんだ」という気持ちに変わったら最高ですね。
子どもにとっても喜び、ママにとっても喜び、そんなwin-winな子育てができたら最高に嬉しいですね。
あなたの子育てをいつも応援していますね。
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こんにちは。
サイト管理人の
ハートサポーターともみんです。
私は長年ネガティブな自分に思い悩み
数回に及ぶうつ病や自殺未遂
離婚危機も経験し
どん底の人生を生きてきました。
そして自己嫌悪が過去最高になったとき
このままじゃ嫌だ！！
変わりたい！！
とがむしゃらに自分を変えていった結果
別人のような性格に
生まれ変わることができました。
前向きに生きられるようになった私は今
過去の私のように苦しんでいる人を救いたいと
みんなの心を前向きにするお手伝いをしています。
19歳からの39歳までの間私は
うつ病・引きこもり
自殺未遂・離婚危機
不妊治療・子育てなどをはじめ
様々な苦しみを通して
変わりたいのに
変わる方法がわからない…
大嫌いな自分を
どうしていいかわからない…
そんなもどかしい時間を
20年も過ごしました。
その経験があったから
ちょっとした知識を知っているだけで
こんなにも生きやすくなるんだ。
知らないがゆえに
遠回りしたり
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無駄な時間を過ごしてしまうんだ。
知っているか
知らないか
で人生が大きく変わっていくんだ。
それほど
知識の差は大きいものなんだ。
と学ぶことができました。
自分が知らなかったゆえに
苦しんだような時間を
皆さんには
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私が知っていることであれば
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